瑠璃焼締 万華鏡唐花文 珈琲碗に使用している畑萬陶苑オリジナル技法である瑠璃焼締技法は普段使用する絵具とは異なった手法で手掛けています。
試行錯誤の末に辿り着いた、この技法は畑萬陶苑オリジナルの澄み渡った瑠璃色の表現を可能とし、伝統表現の枠を更に広げてくれています。
柄には唐花を万華鏡のように見立てた文様として全面にデザインし、唐花の一つ一つを職人の手描きで丁寧に描いた伊万里鍋島焼の技術の粋を結集した作品です。
唐花とは、中国・唐時代に流行し、その影響を受けて日本では奈良時代に賞用された花文様です。蓮花(れんげ)、パルメット、牡丹(ぼたん)など数種の植物モチーフを組み合わせできあがった華麗な文様です。その図案の構成は、中心部に蓮花や牡丹を真上からとらえた形を置き、その周囲に団扇(だんせん)形の側面形花文を弧線でつないだ花環を二重、三重に巡らし、中心部から外に向かって同心円状に幾重にも広がっていくところに特徴があります。古来より主には緯錦(いきん)の文様として使用されていました。
サイズ:カップ φ83mm(取手含まず) H68 mm / ソーサー φ150mm H25 mm
容 量:190 ml
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