2021年の干支・うしの置物です。
丑(うし)は、粘り強さと誠実さの象徴とされ、その肉は大切な食料に、力は労働にと社会に密接に関わる干支としての謂れがあります。
十二支の始まりは、紀元前1600年頃、中国最古の王朝である殷(いん)の時代とされています。ちょうどこの頃、最も尊い惑星のひとつとされていた木星が、十二年かけて天球(地球の外側に大きな球があり、そこにすべての星が配置されているという考え方)を一周することが発見されました。
そこで、毎年の木星の動きを把握するため、人々は天体を十二分割し、それぞれに漢字を割り当てますが、元来「子」や「丑」などの字に「ねずみ」や「うし」といった意味はありませんでした。
しかし、民衆にも十二支を広めたいという思いから、動物の名前を当てはめるようになったと言われています。日本に十二支が伝わったのは六世紀の半ばで、江戸時代に入ると民衆の間で年回りや時刻を動物で表現する習慣が浸透しました。
商品サイズ:W100 D55 H60mm
木台サイズ:W140 D90 H12mm
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